Name Manglerは、長年にわたりMacの定番バッチリネームアプリとして使われてきました。強力で、正規表現に対応し、複雑なリネームチェーンも処理できます。しかしその一方で、あまり進化していないデザインという重荷も抱えています。Name Manglerを試してみて必要以上に複雑だと感じたことがある人、あるいは今のmacOSにネイティブになじむ代替アプリを探している人には、検討する価値のある新しい選択肢があります。
Name Manglerが評価されている理由
Name Manglerがこれだけの評判を得てきたのには理由があります。
- パターンベースのリネームに対応した正規表現サポート
- 複数ステップのリネームチェーン(「droplet」や「advanced」モードと呼ばれる機能)
- 適用前のファイル名プレビュー
- 幅広いリネーム操作への対応
インターフェースを使いこなせるパワーユーザーにとっては問題なく機能します。しかし多くのユーザーは、UIが古く感じられること、本来単純なはずの作業にしては学習コストが高いこと、シンプルな作業のはずなのに想定以上のクリック数が必要になることを指摘しています。
代替アプリに求めるべきもの
優れたName Mangler代替アプリは、正規表現、複数ステップのパイプライン、ライブプレビューといった強力さを維持しつつ、インターフェースはより親しみやすいものであるべきです。具体的には次のような点が求められます。
- ステップを見て並べ替えられるビジュアルなパイプラインビルダー
- メニュー操作によるファイル選択ではなく、ドラッグ&ドロップによるファイル入力
- 各ステップを編集するたびに更新されるリアルタイムプレビュー
- リネーム操作全体に対する完全な元に戻す機能
- 10年前にデザインされたようには見えない、macOSにネイティブな見た目
代替としてのRenym
Renymは、正規表現による検索と置換、連番の付与、文字の挿入と削除、大文字・小文字の変換など、Name Manglerと同じ中核機能を備えながら、それをビジュアルなパイプラインインターフェースにまとめています。
ビジュアルパイプライン
各リネームアクションは、パイプライン内で目に見えるステップとして表示されます。ドラッグで並べ替え、クリックで編集、削除ボタンで取り除くことができます。タブやダイアログを行き来しなくても、チェーン全体をひと目で把握できます。
ドラッグ&ドロップのワークフロー
ファイルを直接アプリにドラッグするだけです。ファイル選択ダイアログもメニュー操作も必要ありません。フォルダや選択したファイル群をドロップすれば、すぐにパイプラインの構築を始められます。
変更前後のライブプレビュー
すべてのファイルについて、現在の名前と新しい名前が並べて表示されます。パイプライン内のどのステップを編集しても、変更はリアルタイムに反映されます。サンプルだけでなく、すべてのファイルの結果を確認できます。
完全な元に戻す機能
リネームを適用してみたものの結果が思わしくない場合は、バッチ全体を元に戻してやり直せます。500件のファイル名を手作業で元に戻す必要はありません。
これまでName Manglerを愛用してきたけれど、同じパワーをもっとすっきりした体験で得たいという人には、Renymを試してみる価値があります。