ファイル名に含まれるスペースは、Finder上では特に問題なく見えますが、それ以外のほぼあらゆる場面でトラブルの原因になります。ターミナルコマンドは、パスを引用符で囲むことを忘れると壊れてしまいます。URLではスペースが「%20」に変換され、リンクが読みにくくなったり、まれに完全に壊れたりします。スペースを想定せずに書かれたスクリプトは、静かに失敗するか、意図しない箇所でファイル名を分割してしまいます。
一般的な解決策は、すべてのスペースをアンダースコアやハイフンに置き換えるか、完全に削除することです。理屈のうえでは単純ですが、「Final Report March 2026.pdf」のような名前のファイルが80件並んだフォルダを相手にするとなると、実際には面倒な作業になります。
Finderの置換でできること・できないこと
Finderの一括リネームは完全一致による検索と置換に対応しているため、すべてのスペースをハイフンに置き換えることは技術的には可能です — 半角スペース1文字を検索し、「-」に置換するだけです。単純なケースであればこれで十分機能します。しかし、次のような場合には破綻します。
- スペースを完全に削除し、「Final Report」を「FinalReport」にまとめたい場合。1回の置換自体は問題なくこなせますが、二重スペースの修正など他のクリーンアップと組み合わせるには複数回の処理が必要になる
- スペースは削除したいが、拡張子は正確に保持したい場合
- 大文字・小文字の修正や他の文字の削除も含む、より大規模なクリーンアップの一部としてこれを行いたい場合
パイプラインの1ステップとしてのスペース削除
Renymは検索と置換によってスペースの削除を処理し、必要な他のクリーンアップステップすべてと同じパスの中で連結できます。
スペースをハイフンやアンダースコアに置き換える
スペースを検索し、「-」や「_」に置換します。バッチ内のすべてのファイルに同じ処理が一括で適用され、何かを適用する前にプレビューで正確な結果を確認できます。
スペースを完全に取り除く
「Final Report.pdf」を区切り文字なしで「FinalReport.pdf」にしたい場合は、スペースを空文字に置換すればよいだけです。1つのアクションで、バッチ全体に適用されます。
残った二重スペースや末尾の余計な文字を修正する
特定の単語やプレフィックスを削除したあと、二重スペースや不自然な空白が残ってしまうことがあります。\s+のような正規表現ステップを追加して、それを単一のスペースやハイフンに置き換えれば、同じパイプラインの中できれいにできます。