カメラやドローンは、「DJI_0001.MP4」「DJI_0002.MP4」といった名前でクリップを書き出します。画面収録アプリは、録画を開始した正確な秒数を元にファイルに名前を付けます。編集アプリは、プロジェクトについて何も教えてくれない「Sequence_01.mov」のような汎用的な名前でレンダリング結果を書き出します。複数の撮影、プロジェクト、クライアントにまたがって映像素材を管理していると、こうしたデフォルトの名前のせいで、単純なフォルダの閲覧が推測ゲームと化し、目当ての1本を見つけるためだけに何本ものクリップを開かなければならなくなります。
動画特有のリネームの課題
動画ファイルには、写真やドキュメントのリネームとは少し勝手が違ういくつかの特有の事情があります。
- 同じ撮影内でMP4、MOV、MTSといった拡張子が混在しており、拡張子を壊すことなく一貫した命名が必要になる
- 複数のカメラアングルやテイクが、正しくグループ化され順序を保った状態を保つ必要がある
- 編集ソフトの書き出しによる長い元の名前を、意味のある部分を失うことなく短縮する必要がある
- こうしたバリエーションを1回の処理でまとめて扱う方法が、Finderのリネームツールには用意されていない
映像素材をリネームするためのパイプライン
Renymは、動画のバッチも他のどんなファイル種別とも同じ方法 — ビジュアルなパイプライン — で処理しながら、各ファイルがすでに持っている拡張子をそのまま保持します。
カメラやソフトウェアのプレフィックスを取り除く
「DJI_」「GH0」など、お使いのカメラや収録機器が付与する汎用的なプレフィックスを、拡張子にかかわらずすべてのクリップから取り除きます。
プロジェクトとテイクの構造を追加する
プロジェクト名と連番のテイク番号を挿入すれば、意味のないクリップ番号の代わりに「Scene_02_Take_03.mov」のような名前になり、編集のタイムラインに入る頃にはシーンとテイクごとに整理された状態を保てます。
拡張子を混在させても問題ない
同じ撮影のMP4、MOV、MTSファイルを1つのバッチとして読み込めます。リネームアクションは名前の部分だけに適用されるため、リネーム後も各ファイルは元の正しい拡張子を保持したままです。
一貫したクリップ名があれば、撮影から3週間後にタイムラインをスクラブして「あのカット」を探すときに、実際にかなりの時間を節約できます。