Spotlight は、見つけにくいファイルを探したり、ちょっとした計算をしたりするのには最適だ。しかし、毎日使う同じ15個のアプリを起動するために、Cmd+Space を押して名前を入力し、検索結果を待ってから Enter を押すというのは、必要以上に時間がかかる。Spotlight は本来「検索ツール」であって「ランチャー」ではない。日常的な操作にとって、検索という工程そのものが余計な摩擦になる。
Figma を開くためだけに、今週もう100回目の「Figma」という文字を打ち込む必要などないはずだ。
Spotlight が日常的なアプリ起動に向かない理由
Spotlight はシステム全体をインデックス化している。「No」と入力すると、目当てのアプリが出てくる前に「メモ」や Notion、Nova、「November report」というファイル、あるいは Noah という連絡先まで候補に挙がることがある。ランキングは最近の使用状況や関連度によって変わるため、同じ検索語でも毎回同じ結果になるとは限らない。反射的に開きたいアプリにとって、この予測しづらさが動作を遅くする原因になる。
Dock なら少数のアプリについてはこの問題を解決できるが、他の記事でも触れた通り、数が増えると対応しきれない。Launchpad はすべてをアルファベット順に並べるだけで、グループ化はできない。どちらも、普段使うアプリ群へ速く、整理された形で、視覚的にアクセスする手段にはなっていない。
メニューバーからのビジュアル起動
Jetty は、よく使うアプリをメニューバーからアクセスできる整理されたパネルにまとめてくれる。文字入力も検索も、アルファベット順のグリッドをスクロールする必要もない。メニューバーのアイコンをクリックしてパネルを表示し、目的のアプリをクリックするだけ。クリック2回、キー入力ゼロだ。
検索より「体で覚える」快適さ
パネルの並び順も、各パネル内のアプリの位置も変わらないため、自然と空間的な記憶が身につく。1〜2日もすれば、どのアプリの起動もほぼ無意識にできるようになり、ラベルを読まなくても場所が分かるようになる。
ビジュアル思考の人には、キーボード型ランチャーより速い
誰にでもテキストで考える思考が向いているわけではない。アプリを名前ではなくアイコンの見た目で覚えるタイプなら、テキスト検索よりビジュアルなグリッドのほうが常に分がある。Jetty は、そのグリッドを自分の好きなように整理して提供してくれる。