一眼レフでもミラーレスでもiPhoneでも、どんなカメラであれIMG_4872.JPG、DSC_0034.CR2、P1040291.RW2といった名前のファイルを吐き出してきます。こうした名前にはまったく意味がありません。結婚式や商品撮影で400枚の写真があるとき、意味のない番号をスクロールしながら目当ての1枚を探すのは時間の無駄です。
本当に欲しいのは「Johnson_Wedding_001.jpg」や「Product_Shoot_March_001.CR2」のような、実際に検索・並べ替えができる名前です。しかし、400枚を手作業でリネームするのは現実的ではありません。
写真のリネームにFinderでは不十分な理由
Finderの一括リネームでも連番の付与やテキストの置き換えはできますが、写真家に必要なのはそれ以上のことです。
- カメラが付けた元のプレフィックス(IMG_、DSC_など)を取り除き、独自の名前に置き換える
- ゼロ埋めした連番を追加する(1、2、3ではなく001、002、003)
- 拡張子はそのままに、それ以外の部分だけを変更する
- 同じ撮影内で混在するフォーマット(JPGとRAW)に対応する
- リネームを確定する前に、400件すべての名前をプレビューする
Finderでもこれらの一部は可能ですが、すべてを同時にこなすことはできませんし、バッチ全体のライブプレビューも決して得られません。
パイプラインで写真をまとめてリネームする
Renymは、複数の操作をつなげられるビジュアルパイプラインで写真のリネームを処理します。典型的な写真リネームのワークフローは次のとおりです。
ステップ1: カメラのプレフィックスを取り除く
検索と置換を使って、すべてのファイル名から「IMG_」や「DSC_」を取り除きます。これはバッチ全体に対して一括で実行されます。
ステップ2: わかりやすい名前を挿入する
クライアント名、プロジェクト名、撮影内容など、自分で決めたプレフィックスを追加します。バッチ内のすべてのファイルに同じプレフィックスが付与されます。
ステップ3: 連番を追加する
ゼロ埋めされた番号を追加して、ファイルが正しい順序で並ぶようにします。ゼロ埋めをしないと1、10、100、2、20という順序になってしまいますが、001、002、003とすればそれを防げます。
確定前のライブプレビュー
各ステップを追加するたびに、ライブプレビュー列が更新されます。左側に「IMG_4872.JPG」、右側に「Johnson_Wedding_001.JPG」が表示される、といった具合です。推測も、ミスも、失敗したリネームのあとで400件を手作業で直す手間もありません。
何かおかしいと感じたら、ステップの順序を入れ替えたり、パラメーターを調整したり、ステップ自体を削除したりできます。プレビューは即座に更新されます。