Automatorには「Finder項目の名称変更」というアクションがあり、理論上は他のアクションと連結して独自の一括リネームワークフローを構築できます。しかし実際には、一度試した人のほとんどが二度と試そうとしません。Automatorのインターフェースは、汎用的なアクションをフローチャートのようなリストでつなげていく仕組みになっており、複数のアプリにまたがる反復作業を自動化するには強力ですが、「この80件のファイルを一貫してリネームする」といった具体的な問題を解決するには不格好な手段です。
Automatorがリネームを本来より難しくしている点
- 望むリネームの挙動を生み出すアクションの組み合わせを、あらかじめ知っておく必要がある — これはインターフェースからは自明ではない
- ワークフローエディタの中にライブプレビューがなく、結果を見るには実際のファイルに対して実行する必要がある
- Automatorはリネームの履歴を記録してくれないため、ミスをした場合は手作業でリネームを取り消すか、バックアップから復元する必要がある
- ワークフローを再利用可能なアプリやクイックアクションとして保存するには、さらにもう一段階の設定が必要で、多くの人がそれを省略してしまい、結局毎回ゼロからワークフローを組み立て直すことになる
- リネームアクションが想定どおりに適用されなかった理由をデバッグするには、Automatorのログを掘り下げる必要があるが、これは一般ユーザー向けに作られていない
多くの人にとって月に数回程度しか行わない作業のために、Automatorのセットアップコストが見合うことはめったにありません。
直接的でビジュアルな代替手段
Renymは、Automatorが目指しているのと同じ考え方 — リネーム操作を連結する — を、汎用的なワークフローのオーバーヘッドを一切持たない、リネーム専用の作りで実現します。
リネーム専用に作られている
利用できるすべてのアクションがリネーム操作です — 検索と置換、正規表現、連番、大文字・小文字の変換、挿入、削除。汎用的なアクションの中から探し出す必要も、どれが実際にファイルをリネームするのか推測する必要もありません。
実行される前に結果を確認する
実行してから確認するAutomatorのやり方とは異なり、パイプラインを組み立てている間もプレビューはリアルタイムで更新されるため、何かを適用する前に結果がわかります。
保存・維持すべきワークフローファイルがない
アプリやクイックアクションとしてエクスポートする必要は一切ありません。Renymを開き、ファイルをドラッグして、パイプラインを組み立て、適用する。次回も同じ手順を同じ時間で繰り返すだけです。