ひどい名前のファイルでいっぱいのフォルダがあるとします。カメラやスキャナーから出力されたものかもしれませんし、「final_final_v3_REAL.pdf」のような名前を平気で付けてくるクライアントから届いたものかもしれません。とにかくすべてを整理された名前に変更する必要があります。Macにはいくつかの方法がありますが、そのほとんどは意外なほど早く限界にぶつかります。
Finderで1つずつファイル名を変更するのに20分も費やした経験があるなら、その苦痛はよくご存じでしょう。Finder標準の一括リネーム機能を試したことがあるなら、基本的な操作はカバーしているものの、本格的な制御が必要になった瞬間に手詰まりになることもわかっているはずです。
macOS標準機能でできること
Finderには一括リネーム機能が用意されています。複数のファイルを選択し、右クリックして「名称変更」を選ぶだけです。使えるモードは「テキストを置き換える」「テキストを追加」「フォーマット(連番)」の3種類。プレフィックスを追加したり、単語を1つ置き換えたりする程度の単純な作業ならこれで十分です。しかし、制限はすぐに顕在化します。
- 正規表現やパターンマッチングに対応していない
- 特定の位置にある文字だけを削除する方法がない
- 変更前に最終的なファイル名をまとめてプレビューできない
- 複数ステップのリネームができない — 一度に実行できる操作は1つだけ
- 数百件のファイルで間違えても、まとめて元に戻す手段がない
ちょっとした変更を超える作業には、専用のツールが必要です。
ビジュアルパイプラインというアプローチ
Renymは、一括リネームにまったく違うアプローチを取ります。1つのテキスト入力欄と「実行」ボタンだけで済ませるのではなく、リネーム操作を視覚的なパイプラインとして組み立てていくのです。各ステップがファイル名を変換し、必要なだけステップを重ねていくことができます。
ドラッグ、プレビュー、適用
ファイルをRenymにドラッグすると、現在のファイル名と、変更後の名前のライブプレビューがすぐに並んで表示されます。アクションを追加するたびにプレビューがリアルタイムで更新されるため、実際に1件もファイルに触れる前から、結果がどうなるかを正確に把握できます。
複数の操作を積み重ねる
プレフィックスを削除し、アンダースコアをハイフンに置き換え、さらに連番を追加したい場合は、3ステップのパイプラインを組めば済みます。各ステップは次のステップに引き継がれ、最初からやり直すことなくステップの並べ替えや削除も可能です。
うまくいかなかったときは元に戻す
300件のファイルをリネームしたあとで、ステップ2が間違っていたと気づいた場合はどうでしょう。Renymは元に戻す機能をサポートしているので、バッチ全体をまとめて元の状態に戻し、やり直すことができます。1件ずつ手作業で修正する必要はありません。