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Macで自動オーディオダッキングを設定する:誰かが話し始めたら音楽を自動で下げる

通話が始まったり誰かが話し始めたりしたら、音楽は自動的に下がってほしい。しかしmacOSには標準でこの機能が備わっていない。ここでは、Macで自動オーディオダッキングを設定する方法を紹介する。

Macで音楽を聴いていると、Zoomの通話が始まる。あわててSpotifyを一時停止するか音量を下げて、会議の音声を聞き取れるようにする。通話が終わったら、また音楽の音量を上げ直す。これが1日に5回も起これば、そのたびに手作業での中断が発生することになる。優先すべき音源が鳴ったときにバックグラウンドの音声を自動的に下げる「オーディオダッキング」は、放送やストリーミングの世界では標準的な機能だ。しかしmacOSには、この機能が標準では存在しない。

SoundDial — Macでの自動オーディオダッキング、通話中は音楽を自動で下げる

オーディオダッキングとは実際に何をするものか

ダッキングの仕組みはシンプルだ。優先すべき音源として指定されたものが鳴り始めると、他のすべての音源の音量が一定量だけ自動的に下がる。優先音源が止まると、すべての音量は元のレベルに戻る。放送業界では、司会者の声が常にBGMより前面に出るようにするためにこれを利用し、配信者は自分が話すときにゲーム音声を下げるために利用している。

macOSでこれに最も近い標準機能は、VoiceOverのアナウンス中にバックグラウンドの音声を下げるユーザ補助設定だ。しかしこれはあくまでVoiceOver専用であり、通話やボイスチャット、任意のアプリに対応した汎用的なダッキング機能は存在しない。

SoundDialで自動ダッキングを設定する

SoundDialには、自動オーディオダッキング機能が標準で搭載されている。ダッキングのトリガーとなるアプリ——通常はコミュニケーション系アプリ——を指定しておけば、そのアプリが音を発するたびに他のすべてのアプリの音量が自動的に下がる。

よくあるダッキングの設定例

  • Zoom / Google Meet / FaceTimeを優先に設定: 通話が行われている間、音楽やブラウザなど他のアプリの音が下がる。手動で音量を変えなくても、会議の声は常にクリアに聞こえる。
  • Discordを優先に設定: チームメイトが話すと、ゲーム音声や音楽が下がる。爆発音や大音量のサウンドトラックの下で指示を聞き逃すことがなくなる。
  • ポッドキャスト収録: DAWの入力がアクティブになると他のすべてが下がり、モニタリング環境をクリーンに保てる。

実際に使うとどう感じるか

切り替わりは滑らかだ。優先アプリの音が鳴るとバックグラウンドの音がフェードダウンし、止まると再びフェードアップする。それまで手動で行っていたのとまったく同じことを、中断なしでやってくれるだけなので、使い始めて1時間もすれば意識しなくなる。会話の途中でスライダーに手を伸ばす必要はもうない。

アプリ別音量やプロファイルと組み合わせることで、ダッキングは全体の仕上げとなる。各アプリはあらかじめ適切な音量から始まり、1日を通しての動的な調整はダッキングが引き受けてくれる。

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