Fantasticalは強力なカレンダーアプリだ。自然言語入力、複数のカレンダーセット、天気連携、スケジューリングリンク、タスク管理——機能が満載されている。しかし、勤務中に実際どうカレンダーを使っているかを正直に振り返ってみると、それらの機能のほとんどは触れられていない。次の予定を確認するために開き、タイムラインをちらっと見て、閉じて作業に戻る。それだけだ。
カレンダーの使い方の9割が今日の予定をちらっと確認するだけなら、機能の10割は必要ないのかもしれない。
フル機能のカレンダーアプリが過剰なとき
FantasticalやBusyCal、Readdleの「Calendars」といった同種のアプリは、予定の作成、スケジュール調整、複数アカウントの管理といったカレンダー管理のために設計されている。日曜の夜に1週間の計画を立てるときには申し分ない。しかし勤務中においては、軽い用途に対して重すぎるツールだ。
開けばフルウィンドウ、あるいはそれに近い画面スペースを占有してしまう。予定を常時表示させたいなら、作業スペースを犠牲にすることになる。しかもサブスクリプション料金は、タイムライン表示しか使っていなくても、全機能分の価格になっている。
タイムライン、それだけ
Dayedgeがすることはひとつだけだ。今日の予定とリマインダーを、画面の端に固定された細いサイドバーに表示する。予定の作成も、自然言語解析も、天気表示もない——既存のmacOS「カレンダー」のデータを読み込む、すっきりとした常駐タイムラインがあるだけだ。
既存のカレンダーを補完する
DayedgeはAppleの「カレンダー」やFantasticalを置き換えるものではなく、どちらとも補完し合う関係にある。予定の作成や管理には、好みのアプリをそのまま使い続ければいい。Dayedgeが提供するのは、画面を占有せずには実現できない、常時表示のタイムラインビューだけだ。
最小限の画面占有
サイドバーは設計上、細く作られている。画面の端のごく一部を占めるだけで、Split View中のどのカレンダーアプリよりもはるかに小さい。さらにホットエッジを有効にすれば、カーソルを端に動かすまで完全に非表示にしておくこともできる。
ミーティングリンクも標準搭載
シンプルでありながら、DayedgeはZoom、Meet、Teamsのリンクを表示し、ワンクリックでの参加を可能にする。勤務中に最も必要とされる機能——すばやく通話に入ること——が、タイムラインにそのまま組み込まれている。