「track01.mp3」や「01 - Untitled.flac」、あるいはダウンロードによるランダムな文字の羅列といった名前の音声ファイルが入ったフォルダがあるとします。埋め込まれたメタデータ自体は正しいかもしれませんが、ファイル名そのものは、音楽プレーヤーの外でブラウズしたり、特定のデバイスに同期したり、タグデータではなくファイル名を直接見ながらバックアップを整理したりする際には役に立ちません。実際のアーティスト、アルバム、トラック番号を反映したファイル名を、ライブラリ全体で一貫して付けたいところです。
これが1ファイルだけの問題ではない理由
1件だけ名前がずれているなら、2分で修正できます。しかし、正しいものもあれば違う形式のもの、まったく汎用的なものも混在する、数百曲規模のライブラリとなると、手作業で修正すれば週末が丸ごとつぶれてしまいます。しかもFinderのリネームツールは、音声のメタデータをまったく認識しません。ファイル名を単なるプレーンテキストとしてしか見ないため、たとえそうしたくても、ファイルのタグからアーティストやアルバムを取得することはできません。
ライブラリ全体で名前を標準化する
Renymは、この問題のうちファイル名に関わる部分を処理します。望む命名パターンさえ決まれば、それをバッチ全体に一貫して適用できます。
トラック番号の形式を標準化する
「1」を使うファイルもあれば「01」や「Track 1」を使うファイルもある、といった不統一なトラック番号を、連番機能や正規表現による検索と置換を使って、単一のゼロ埋め形式に統一できます。
汎用的な名前や文字化けした名前をクリーンアップする
検索と置換を使って、ダウンロード由来のゴミやランダムなID文字列、「Untitled」のようなプレースホルダーのテキストを取り除いたうえで、各アルバムのフォルダに正しいアーティスト名とアルバム情報を一貫したプレフィックスとして挿入します。
ライブラリ全体ではなくアルバム単位でバッチ処理する
命名規則は通常アルバムごとに適用されるものなので、一度に1つのアルバムのフォルダをドラッグして読み込み、その命名パターン用のパイプラインを組んで適用します。そのあとは、また新しいバッチとして次のアルバムに進みましょう。